2024/11/2(sat), 3(sun) MIKUSA ONDO

2024/11/2(sat), 3(sun) MIKUSA ONDO

MIKUSA ONDO

~御草音頭~

@まつもと市民芸術館シアターパーク

2024.

11. 2 (sat) 19:00 open / 19:30 start

11. 3 (sun) 16:30 open / 17:00 start

郷土芸能の取材を元に新たな創造を続ける「MIKUSA PROJECT (ミクサ・プロジェクト)」。今年のテーマは「輪踊り」。

ミュージシャン・ダンサーが南信州阿南町にて『新野の盆踊り(国重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産)』を取材。

さらに松本でも『ぼんぼんの歌』を取材し、新たに制作した音楽・振り付けと共にご来場の皆さんと一緒に踊る「輪踊り」の会を開催!

出店あり、ミラーボールあり、シアターパークが幻想的な輪踊り会場に変貌します。


○ご予約(当日受付での現金精算)はこちら↓
 ご予約フォーム

○オンラインでの事前購入はこちら↓のPeaixイベントページより。
 11月2日(土)開催チケット、2日通しチケット
 11月3日(日)開催チケット


音楽:佐藤公哉(唄、サンプラー)、権頭真由(唄、他))、辻村豪文(唄、ギター)、KUDO AIKO(唄)

踊り::鈴木彩華、二瓶野枝

空間演出:小林響

音響:五加音響研究所

◆11.2 (sat)

 ゲスト出演:金原渚(「新野高原盆踊りの会」音頭取り)

 トークセッション登壇:大石始(文筆家)、金原渚、藤原佳奈(戯曲作家/演出家)

 出店:sabouしが、あなぐま酒場

 タイムテーブル:

 19:00 開場
 19:30 輪踊りワークショップ&実演
 20:30 休憩
 20:40 トークセッション
 21:30 終演


◆11.3 (sun)

 ゲスト出演:山本扶美枝(民謡歌手)

 トークセッション登壇:菊地徹(栞日代表/松本市議会議員)、野村政之(信州アーツカウンシル ゼネラルコーディネーター)、藤原佳奈(戯曲作家/演出家)

 出店:kajiya、ヤマベボッサ

 タイムテーブル:

 16:30 開場
 17:00 輪踊りワークショップ&実演
 18:00 休憩
 18:10 トークセッション
 19:00 終演


料金::一般前売り 2,000円、 2日通し 3,500円、一般当日 2,500円、 高校・大学生 1,500、 小中学生 1,000円、 未就学児無料


主催:Torus Vil.
共催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
支援:信州アーツカウンシル


 出演者紹介

11月2日(土) ゲスト出演者

金原渚(「新野高原盆踊りの会」音頭取り)

阿南町新野出身。長野市のIT企業の仕事を地元新野でフルリモート勤務。2018年から「新野高原盆踊りの会」の一員となる。
2021年よりNAGANO ORGANIC AIRの活動の一環で、地元盆踊りを題材とした『新野物語』という演劇作品に出演。その他、盆踊りワークショップの実施やSNSでの情報発信など、様々な活動を通して風流踊りの魅力を発信。 生まれ育った新野の伝統文化を後世に繋げるため、多くの方に様々な角度から地元を知っていただけるよう、2023年にユネスコ無形文化遺産に登録された「風流踊り」の継承活動に尽力する。

11月3日(日) ゲスト出演者

山本扶美枝(民謡歌手)

長野県自馬村出身。/ H3年 テイチクレコードより歌手デビュー。/ H5年 「寿の松」「信濃路慕情」全国発売。/ H10年「心のふるさと」全 国発売。/ H13年女性歌手5名の「美明熟」結成。各地で公演。/ H13年 10月 東京・銀座ガスホールにて「山本扶美枝リサイタル」。/ H15年 「男なら」全国発売。/ H15年~22年 「大山ばやし」「祖谷音頭」「赤倉音頭」「沼田天狗踊り」全国発売。/ H16年 「花 の晴れ舞台」全国発売。/ H21年 国際交流基金助成 オーストリア ドイツ公演に招かれる。/ H27年 東京ヤクルトホール 長女 山本英利子総プロデュース公演にコロムビアME民謡歌手 斎藤京子、次女 山本泉等と出演。/ 毎年、民謡をレコーディング。/ テレビや各地のステージ、ショー等で活動中。

音楽(両日出演)

佐藤公哉(唄、サンプラー)

音楽家、作曲家、歌手。北海道生まれ。シュルレアリスムの影響から幼少より画家を志し、後に音楽へ転向。民謡やホーメイなども取り入れた多彩な声の表現に加え、ヴァイオリン等の弦楽器、各種の打楽器などを用い演奏活動を行う。
越境的な室内楽を得意とし、映画、ダンスなどの音楽、即興パフォーマンス、地域に密着したプロジェクトも手がける。ネットワーク組織「 Torus Vil. 」として、日本、アジアの郷土芸能の取材を元に音楽を制作する「 MIKUSA PROJECT 」を主催。これまでに新潟、岩手、青森、長野などで取材した郷土芸能を元に作品を発表している。
東京藝術大学音楽環境創造科に在学中より東京都を拠点に活動し、2017年より長野県松本市を拠点とする。torusvil.com/

権頭真由(唄、アコーディオン)

アコーディオン、ピアノ、うた。東京生まれ。音楽を通して世界と対話し、あらゆる美しさに花を添える。
「表現(Hyogen)」、「3日満月」、「momo椿*」などで作曲、演奏活動を行う他、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニー作品『WALLFLOWER』などの舞台音楽、映画音楽などの分野でも活動。国際的なコラボレーションも多い。子どもたちと作る音楽サーカス「音のてらこや」を主宰。また、誰もが音楽を楽しみ続け、学び続け、愛し続けられるように、と「みみをすます音楽教室」を開いている。
https://www.mayugonto.com/

辻村豪文(唄、ギター)

1976年生まれ A型 水瓶座。1999年より兄弟ユニット、キセルの兄担当。

 2018年よりソロ活動としてのThe Instant Obonのエセ口寄せ担当。 2020年よりインストバンド、yamomoのドラム担当。

ごくたまに1人で弾き語りしています。

キセル:https://nidan-bed.jp/

KUDO AIKO(唄)

音楽家。ボーカリスト。 2021年より松本を拠点にソロで活動。 主に声を使った多重録音のスタイルで楽曲を製作。 声帯や身体の使い方を多角的に観察しながら、さまざまな声色を発する。 日常に潜む音を録音したツギハギのビートや、民謡の一節をボイスサンプリングで取り入れるなど、実験的に演奏をする。


踊り(両日出演)

鈴木彩華 

幼いころに盆踊りで捉えた衝撃をインド留学中に再確認し、踊りの道を志す。

上智大学文学部卒業後、ロンドンでダンス経験や年齢、障害の有無を問わず身体表現を引き出す手法を学び、2017年に帰国。

首都圏で自ら作品創作やワークショップ企画も行いながら、社会課題解決を目的とした「ソーシャルサーカス」を実践するSlow Circusのメンバーとして公演活動を続け、Tokyo 2020 パラリンピック開閉会式に出演。

一方で都会の生活に疑問を感じ、2018年から長野県で暮らし始める。

現在は身体を切り口とした探求と共有、県内アーティストとの共創に邁進している。

二瓶野枝 

ダンサー・振付家。
Dance Company Nect主宰。3歳よりクラシックバレエを始め、お茶の水女子大学舞踊教育学コース卒業。在学時より国内外数々の舞台に立つ。2014年文化庁在研員としてThe Forsythe Company(ドイツ)で学ぶ。

2017年松本に移住し、子育てをしながら長野での活動も開始。2022年10月、松本での2回目の本公演「かれらの森」を(音楽:3日満月)発表し大好評を得た。今年は新たに、多くの方に創って踊る場を伴走しながら提供する「おどりば」企画を始動。
最近は人がそれぞれに感じることを身体表現を通して見つめ、伝え、交わし合い、思いを満たしていく場に興味がある。


トークセッション 登壇者紹介

11月2日(土) トーク登壇者

大石始

1975年、東京生まれ。文筆家・選曲家。音楽雑誌編集部を経て、2007年よりフリーの文筆家としてさまざまな媒体で執筆。これまでの主な著書に『異界にふれる 異界にふれるニッポンの祭り紀行』(産業編集センター)、『南洋のソングライン 幻の屋久島古謡を追って』(キルティブックス)、『盆踊りの戦後史』(筑摩書房)、『奥東京人に会いに行く』(晶文社)、『ニッポンのマツリズム』(アルテスパブリッシング)、『ニッポン大音頭時代』(河出書房新社)など。

藤原佳奈

戯曲作家・演出家。
兵庫県姫路市出身、現在、松本市在住。
わたしたちの〈はたらき〉を聴き、それを編み直し、上演の場をひらく。
能楽堂や取り壊し予定のアパート、居ぬきスナックなど、様々な場所で劇場の機能を検証し、人が集い言葉を交わす場をひらきながら、現代における上演を問い直している。とよはし芸術劇場主催 ⾼校⽣と創る演劇『Yに浮かぶ』脚本・演出。神奈川県主催 分⾝ロボットOriHime プロジェクト『星の王⼦さま』脚⾊・演出。2024年秋より、“半透明な劇場”をひらくプロジェクト「松のにわ」を始動。

*11/2はゲスト出演者の金原渚(「新野高原盆踊りの会」音頭取り)さんがトークにも登壇いたします。

11月3日(日) トーク登壇者

菊地徹

松本市議会議員。株式会社栞日代表取締役。1986年静岡県静岡市生まれ。筑波大卒(国際関係学士)。2010年、扉温泉明神館入社。2013年、松本駅前大通りに独立系出版物を主軸とした新刊書店兼喫茶店〈栞日〉を開業。2016年、栞日を現店舗に移転し、旧店舗を中長期滞在型の宿〈栞日INN〉として開設。2020年、栞日向かいの銭湯〈菊の湯〉の運営を継承、株式会社栞日設立。2023年、松本市議会議員選挙初当選。松本市中山地区の平屋に妻・長男(小4)・長女(小3)・猫たちと暮らす。街場と議場を行き来する日々。

野村政之 のむらまさし

信州アーツカウンシル((一財)長野県文化振興事業団)ゼネラルコーディネーター。1978 年塩尻市生まれ。舞台芸術の企画制作やドラマトゥルクとして創作現場に、コーディネーター等として文化政策や公的支援に並行して携わる。公共ホール、各地の芸術祭等での活動、アーツカウンシル東京アーツアカデミー調査員、沖縄アーツカウンシルプログラムオフィサー、長野県文化政策課文化振興コーディネーターなどを経て、2022 年 4 月より現職。信州の地域文化から現代芸術まで、アートと地域社会の接点、活動の担い手への支援とリサーチなどを行う。

*2日(土)に登壇の藤原佳奈さんは、3日(日)にも登壇いたします。