「大宮神楽」資料制作プロジェクト"Omiya Kagura" Archiving Project

2025年12月26日より29日まで、岩手県田野畑村の羅賀コミュニティーセンターにおいて、岩手県郷土芸能「大宮神楽」の講習会及び資料映像の撮影、録音。また衣装等の資料としての写真撮影を行いました。

大宮神楽は山伏修験者が伝えた「山伏神楽」の系譜に連なる芸能で、1337年に羽黒派山伏の栄福院によって伝えられたとされています。田野畑村羅賀に鎮座する大宮神社・大宮権現の獅子頭を奉じ、人々の健康を祝し、厄を払い、家内安全、五穀豊穣、大漁能など祈祷の舞をする神楽。 芸風が古い形態を保ち、きわめて貴重であることから1993年(平成5年)岩手県無形民俗文化財に指定されています。

神社の神事として奉納される他にも「廻り神楽」と呼ばれる巡業公演の伝統を持ち、高度で複雑なリズムに乗せたダイナミックな舞が特徴。 面、刀、扇、御幣など、様々な道具を演目ごとに使い分けます。

資料動画は舞を三方向から捉えた上、太鼓の手を確認するためのカメラも加え、計4点の視点から撮影。
録音は太鼓、唄、笛、鉦を収録した「お囃子版」の他に、習得の鍵となる「口声歌」をアフレコで重ねた「口声歌版」を制作。一つの演目につき、2つのバージョンの音声を参照しながら学習することが可能となっています。


収録した演目は下記の通り。
「榊葉」
「山の神」
「磐長姫」
「恵比寿舞」
「勢剣」
「武士舞」
「武士舞(松迎え)」
動画はYoutubeに限定公開でアップロードされ、大宮神楽の学習者並びに関係者が資料として利用可能となっています。

このプロジェクトは、公益財団法人イオンワンパーセントクラブ「ふるさと未来支援事業」の助成を得て実施されました。
主催:大宮神楽保存会
動画撮影:大宮大奨、山田徹
動画編集:大宮大奨
スチール撮影・湿板写真:ペータ マツモト
録音・音声編集:佐藤公哉








































